DHCPサーバーの設定

DHCP（Dynamic Host Configuration Protocol）

server1とserver2は固定のIPアドレスを手動で設定しました。このようにサーバーのIPアドレスは一般的にはシステム管理者によって手動で設定されます。

一方、個々の従業員に配布されるPCは、LANに接続したときに自動でIPアドレスを設定します。このときに使用するプロトコルがDHCPです。DHCPはIPアドレスを設定する対象となるクライアントと、IPアドレスの配布を管理するサーバーによって構成されます。

まずは演習用ネットワーク環境Aの構成のとおりserver2に２DHCPサーバーを設定しましょう。

DHCPサーバーの設定

1. server2の仮想マシンを起動し、ログインします。
2. サーバーマネージャーで[役割と機能の選択]をクリックします。

   

3. [役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択します。

   

4. [サーバープールからサーバーを選択]をクリックします。

   

5. [DHCPサーバー]にチェックを入れます。

   

   

6.  [次へ]

   

7.  [次へ]

   

8.  [インストール]

   

9.  [閉じる]

   

10. [その他]

    

11.  [DHCP構成を完了する]

    

12.  [コミット]

    

13.  DHCPサーバーサービスを再起動します（またはserver2を再起動します）。

    

14.  サーバーマネージャーからDHCPマネージャーを起動します。

    

15.  IPv4を右クリックして[新しいスコープ]を選択します。

    

16. [次へ]
    

    

17. スコープ名としてscope1を入力します。

    

18. アドレス範囲として10.0.1.100-10.0.1.200を指定します。サブネットマスクは255.255.255.0を指定します。

    

19. [次へ]

    

20. [次へ]

    

21. [後でオプションを構成する]を選択します。

    

22.  [今すぐアクティブにする]を選択します。

    

23.  [完了]

    

24.  スコープが定義されました。

    

引き続いて、DHCPクライアントの設定を行います。