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DNSサーバーの設定(server2)

IPアドレスを指定して通信できるようになったので、server1.nantoka.netのようなドメイン名を指定して通信できるように、server2にDNSサーバーを設定します。

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以下の内容で設定を行います。

ドメイン名: nantoka.net

ホスト名: server1, server2

 

DNSサーバーのインストール 

  1. server2にログインします。
  2. サーバーマネージャーで[役割と機能の選択]をクリックします。
  3. [役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択します。
  4. [サーバープールからサーバーを選択]をクリックします。
  5. [DNSサーバー]にチェックを入れます。

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  6. [管理ツールを含める]にチェックを入れます。

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  7. [次へ]

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  8. [次へ]

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  9. [必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する]にチェックを入れ、[インストール]をクリックします。

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  10. インストールが完了したら[閉じる]をクリックします。

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DNSの設定

DNSのゾーンを作成し、server1とserver2でIPアドレスを解決できるようにレコードを登録します。

 

  1. サーバーマネージャーのDNSタブのサーバー名を右クリックし、DNSマネージャーを選択します。

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  2. [前方参照ゾーン]を右クリックして、[新しいゾーン]を選択します。

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  3. [次へ]

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  4. [プライマリーゾーン]を選択します。

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  5. ゾーン名に nantoka.net を入力します。

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  6. 「次へ]

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  7. [次へ]

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  8. [完了]

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  9. 前方参照ゾーンにnantoka.netが登録されました。

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  10. 引き続き、逆引き参照ゾーンを登録します。[逆引き参照ゾーン]を右クリックし、[新しいゾーン]を選択します。

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  11. [次へ]

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  12. [プライマリーゾーン]を選択します。

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  13. [IPv4逆引き参照ゾーン]を選択します。

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  14. [ネットワークID]に10.0.1を入力します。

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  15. [次へ]

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  16. [次へ]

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  17. [完了]をクリックします。

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  18. 逆引き参照ゾーンにレコードが登録されました。f:id:wave1008:20170504150655p:plain
  19. [前方参照ゾーン]を右クリックし、[新しいホスト(AまたはAAAA)]を選択します。

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  20. 名前にserver1を入力します。IPアドレスに10.0.1.1を入力します。[関連付けられたポインター(PTR)レコードを作成する]にチェックを入れ、[ホストの追加]をクリックします。

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  21. 同様にserver2のレコードを登録します。

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  22. 前方参照ゾーンのnantoka.netにserver1とserver2のレコードが追加されました。これにより、server2にホスト名+ドメイン名(例:server1.nantoka.net)で問い合わせを行うと、登録されているIPアドレスを回答することができるようになりました。

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  23. 逆引き参照ゾーンの1.0.10.in-addr.arpaにserver1とserver2のレコードが追加されました。これにより、server2にIPアドレスで問い合わせを行うと、登録されているホスト名+ドメイン名(例:server1.nantoka.net)を回答することができるようになりました。

 

疎通確認(@server2)

server2で疎通確認します。

 

  1. server2でコマンドプロンプトを起動します。
  2.  nslookupを起動します。

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  3. server1.nantoka.net を入力します。対応するIPアドレスが確認できます。

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  4. server2.nantoka.net を入力します。対応するIPアドレスが確認できます。

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  5. IPアドレスを入力すると、対応するホスト名+ドメイン名が表示されます。

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  6. Ctrl+Cでnslookupを終了します。
  7. server1.nantoka.netを指定してpingが通ることを確認します。

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  8. 同様にserver2.nantoka.netを指定してpingが通ることを確認します。

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以上でserver2におけるDNSサーバーの設定は終わりです。